(東京都:S.K 様 30歳代)
色が少し毒々しいこともあって、一口目はやや構えて飲みましたが、
見た印象とはまるで逆のさっぱりしたお味で、苦味も臭みもえぐみも感じられず、
薬嫌いの私でもシロップのように飲めました。
難があるとすれば、特徴でもある黒砂糖(私はこれは美味しいと思いましたが)
の癖が少し残っているので、日本酒のような軽い喉越しを期待している方は
やや重いと感じられるかも知れません。
薬効に関しては、自分は最初ほんのり温かくなってきたかな?
と感じられる程度の穏やかなもので、なるほど上薬と呼ぶに相応しい、
普通のお酒よりも反応がゆったりしたものです。
私は長年の癖のせいか昼間の緊張が中々抜けず、
寝つきが悪くて休んだ感じがしない日が多いのですが、
十黒梅を飲んだ後は緩やかに眠気が出てきて、無理なく休むことができます。
どくだみは漢方では冷やす作用があると学んだ覚えがありますが、
お酒になることで体を温めつつ炎症を抑える作用を保っているように思います。
寒さに弱い方、関節がギスギスするように感じられる方にも勧められるのではないでしょうか。
咳がなかなかおさまらない父にも今度勧めてみようと思います。
奥様のご健康を願って作られたとのこと、
御夫婦の愛情がしっかりとこもっています。