僅かな一日分の量を呑む時が至福の時間です。

(島根県: R.K 様 83歳)

1925年、大正14年生まれ83才の老爺です。
ながいこと口内炎に苦しんで来ましたが、2,3年前から、
十黒梅を飲用してから悩みが解消、世の中が明るくなったようでした。

この年で投稿するのもいかがかと思いましたが、
年寄りの冷や水のつもりで書きました。

若いときから50年程、ヨットを趣味としてきました。
退職後、65才の時、祖国日本を海から眺めたいと、
単身で24フィート約7mのヨットで半年余りかけて一周しました。
いろんな苦労はありましたが、無風や荒天で苦しむことよりも、
口内炎が一番苦痛でした。

唯、よかったことは、皮肉なことですが航海中、痛みの為に眠気が覚め
見張りが十分にでき、事故防止につながったことでしょうか。
しかし、矢張り、あの時、十黒梅があったら、
もっと楽しい航海になったであろうと思っております。

日本を海岸から見て思ったことは、祖国の海岸がいかに無防備であるか、
拉致が易々と行われるのも当然だと痛感しました。

定年後勤めた県嘱託を昨年退職し、現在は親戚の農地管理を頼まれ、
これまで海関係が専門でしたが、この年になり馴れない仕事に苦労しながら、
農業の奥の深いことに感心し、戸惑いながら鍬を握っております。
畑2反歩、西条柿50本ほど、タマネギ、馬鈴薯、甘藷など植えておりますが、
成績はいまいちです。
勿論、採算はとれませんが、健康管理と割り切っております。

また、土地改良の必要を痛感、切り藁や、牛糞を鍬きこんで自己流ながら
年齢を忘れて、汗を流しております。

連作障害ということも聞いておりましたが、
自分でやってみて、身にしみて判りました。

柿は今年から無消毒にしました。
自然力の効果を観察したいという考えからです。
人間の生き方にも通ずるものがあるような気がいたします。
日本の政治も連作障害に酷似しているなと思うことです。

酒は嫌いなほうではありませんが、健康管理のために控えております。
十黒梅のかすかなアルコールの味はなんとも云えないもので、
僅かな一日分の量を呑む時が至福の時間です。

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